「自分の命より大切なものはありますか」という質問に、おそらく保護者の方は答えることができるでしょう。
保育園にわが子を預けるということは、自分の命以上に大切な命を、日中の大半を他人に預けるということです。ですからそこには様々な種類のご不安が生まれて当然です。
24年前、ちびはる保育園を開園した際に私が思ったのは「保護者の方の不安を可能な限り払拭したい」という思いでした。
おそらく私がわが子を同時期に別の園に預け始めたので「保育初日の緊張感」などをリアルに保護者として感じることになったからだと思います。
わが子の担任の先生と笑顔で話しながらも、最初は心の底からは信じていなかったですもんね(笑)
子育てというのは生半可なものではありません。
イライラもします。心配にもなります。
経済的にも負担があります。
しかしやはり「子育てしないと感じられない幸せな瞬間」というものもたくさんあります。
私は皆さんよりだいぶ先輩なので、その幸せが限りある人生の「思い出という財産」になることを知っています。それは生きる上での最高の財産です。
お子様の安全と健全なご成長、プラス「保護者の方の親心にもお応えし、親としての幸せを感じてもらいたい」。これが私の開園以来の事業方針です。