15年前
この、両サイドの男たちは当時小学生だった
元旦に初日の出を見にこの場所まで、登山したのだ
固形燃料と鍋と水とカップ麺を持参し、山頂で食べながら、男三人でご来光を待っていた
次男は案の定、早く起こされた意味もわかっているのかわかっていないのかって感じで、しかも下の方のお寺駐車場からの登山の、長く真っ暗な山道にグズグズ言うし
長男は、日の出を見た後、今日ちびはるの子どもたちがおしりを付けて降りて行った部分において、手足をピンと伸ばし横になってゴロゴロとどこまでも転がっていき、多くの初日の出を見に来ていた方々に、新春初笑いを提供していたw
あの時、もちろん彼等と一緒に仕事としてこのきざん山頂に登るなんて、これっぽっちも考えもしなかった
そもそも、保育園が生き残れているかどうかも全く分からなかった
人って、計画的に生きていると感じながら、
平凡な人生のように感じながら、
実は毎日がけっこうなレベルの冒険なのかもしれない